肩こりと「あぐら」

女性の場合、あまり多くはないと思いますが、特に男性について言えば、
座るときに「あぐらをかく」というスタイルを選択する人は多いです。
「あぐら」は、やはり椅子がないときにはどうしても選択されやすい座り方であると言えます。

 

肩こりは女性に多いと言われますが、しかし実際には男性だって多くが肩こりに悩まされています。
そのすべての原因を「あぐら」に求めるのは無理があるとはいえ、
実際のところ、この「あぐら」によって肩こりを発症する可能性は決して小さくはありません。

 

なぜ「あぐら」によって肩こりを発症することになるのかというと、
男性であればおそらく一度は「あぐらをかく」というスタイルで座った経験があると思いますので、
想像するのはそれほど難しくはないと思いますが、「あぐらをかく」ことによって、
自然と背中の筋肉がリラックス状態になり、
そのためにどうしても前傾姿勢になりがちな座り方であることに気づかれるのではないかと思います。

 

前傾姿勢が続くと、やがて首に大きな負担がかかるようになってきます。
そうなってしまうと、首から肩にかけての血行障害が発生し、徐々に肩こりへと移行していくのです。

 

もちろん、「あぐらをかく」という動作が肩こりの原因のすべてではありませんが、
可能性としてはこの「あぐら」が何らかの悪さをして、
結果的に肩こりの発症につながっているのではないかという
想像は意外と理にかなっていることにも気付かれると思います。
「あぐらをかく」のはリラックスを促進する座り方ですから、
悪い座り方ではないですが、長時間にわたって継続することは避けたほうがよいかもしれません。